
英信流とは
無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)は、450年以上の歴史を持つ居合道の流派です。ただ刀を速く抜くことだけではなく、無駄のない「美しき所作」と、一瞬の隙もない「心の静寂」を大切にします。当道場では、初心者の方にも分かりやすく、その凛とした型の美しさを通じて心をととのえる楽しさをお伝えしています。
英信流の解説
無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)は、約四百五十年の歴史を持つ居合の流派です。江戸時代から続く正統な型を現代に伝えており、現在では世界中に多くの演武者がいる流派の一つとして知られています。
稽古では、単に刀を抜く速さを競うのではなく、「礼法」に始まり「礼法」に終わる武道の精神を大切にします。座った状態から抜刀する「正座の部」、中腰で行う「居合膝の部」、そして立った状態で行う「立業の部」など、様々な状況を想定した型を一つずつ丁寧に学びます。
初心者の方には、特に安全な刀の扱い(抜刀・納刀)や、身体の軸を意識した美しい姿勢作りから指導いたします。力に頼らず、理にかなった身体の使い方を習得することで、年齢や性別を問わず一生 の宝物となるような凛とした佇まいを身につけることができます。

游美心道場で稽古する英信流の型

游美心道場では、上記の型以外に、英信流抜刀法奥居合、奥居合居業の部、奥居合立業の部、英信流形(太刀打の位、詰合の位)、奥居合番外などを継承しています。
稽古の流れ
1. あいさつ
稽古の始まりは礼に始まります。心を落ち着け、道場や師範、仲間に敬意を表します。
2. 準備運動
怪我の予防と体の柔軟性を高めるために、全身を丁寧にほぐしていきます。
3. 基本動作
足運びや刀の握り方、素振りなど、居合の基礎となる動きを確認します。
4. 型の稽古
流派に伝わる「型」を繰り返し練習し、美しい所作と技の練度を高めます。
5. 整理体操
稽古で使った筋肉をクールダウンし、呼吸を整えてリラックスします。
6. 片付け
道具を大切に扱い、感謝の気持ちを込めて清掃・撤収を行います。
居合道を始めるために準備するもの





居合刀 (模擬刀)
居合道着・帯
袴 (はかま)
足袋 (たび)
ひざサポーター
初心者はまず、特殊硬質合金製の模擬刀から始めます。真剣と同じ重さとバランスで作られており、安全に抜刀・納刀の練習ができます。
動きやすい居合道専用の道着と、刀を差すための幅広の帯です。整った着付けは心を引き締め、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
武道家としての風格を漂わせる伝統的な馬乗り袴です。足さばきが確認しやすく、座った状態からの技にも適した構造になっています。
道場の板の間で足を保護し、滑らかな足運びを助けます。綿製の黒い足袋を使用するのが一般的です。
正座からの技が多い居合道では、膝への負担を軽減するためにサポーターが欠かせません。怪我を防ぎ、集中して稽古に取り組めます。